箱根登山鉄道、台風被災現場を公開 運休続く

台風19号
2019/11/6 18:24
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箱根登山鉄道(神奈川県小田原市)は6日、10月の台風19号によって被災した宮ノ下駅―小涌谷駅間の様子を報道陣に公開した。同鉄道は現在、箱根湯本駅―強羅駅間を運休している。運転再開のめどは立っていないが、年内を目標に今後のおおまかなスケジュールを固める方針だという。

レールや電柱などが崩壊した

宮ノ下駅―小涌谷駅間では、山肌に沿って列車が通過するための「蛇骨陸橋」が、約100メートル高い場所から発生した土砂崩れによって崩壊した。レールや電柱、橋脚が土砂に巻き込まれて流失し、ほぼ手つかずのままになっている。蛇骨陸橋の復旧に向けては地盤調査を実施しており、国や県など関係機関と調整しながら復旧工事に進む。

ほかにも運休区間内で約20箇所が被災した。大平台駅―宮ノ下駅間の「大沢橋梁」では土砂崩れによって岩石が線路上に堆積した状態で、線路の損傷状態についてはいまだ不明だという。

宮原賢一・取締役鉄道部長は「電車がいかに輸送力があるか痛感した」とした上で「復旧に向けて全力でやらないといけない」と述べた。

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