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味の素の純利益39%減 今期、豚飼料で減損

企業決算
2019/11/6 20:30
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味の素は6日、2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比39%減の180億円になりそうだと発表した。豚用飼料の販売が落ち込むなど計228億円の減損損失を計上したためで、68%増の500億円としていた従来計画から一転して減益となる。不採算が続く一部の冷凍食品事業の見直しで150億円の構造改革費用も計上する。

売上高は1%増の1兆1385億円を見込む。円高などの影響で4%増としていた従来計画より増収幅が縮小する。ただ国内ではギョーザなどの冷食が好調だ。米国では冷食を値上げし、中国ではしょうゆ原料の売れ行きが好調だ。

本業のもうけを示す事業利益は5%減の880億円を見込む。従来予想は970億円だった。アルジェリアの乳製品事業で市況停滞を受けた再評価を実施し、商標権で38億円の減損損失を計上した。

豚飼料など「動物栄養事業」でも117億円の減損損失が発生した。アフリカ豚コレラで飼料市況が悪化したためだ。記者会見した西井孝明社長は「(市況悪化の)脱出まで1年かかるが、マーケットは伸びている」として競合の少ない飼料の開発を急ぐ。国内ベーカリー事業でも29億円の減損損失が発生した。

動物栄養事業やメキシカンやイタリアンの冷食などで150億円の構造改革費用を計上した。

同日発表した19年4~9月期の連結決算は売上高が前年同期比1%減の5387億円、純利益が73%減の70億円だった。

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