10月の中国新車販売 トヨタ3%減、日産も2%減

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中国・台湾
2019/11/6 18:03
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【広州=川上尚志】トヨタ自動車は6日、中国での10月の新車販売台数(小売台数)が前年同月比2.9%減の13万1700台だったと発表した。主力車種で新型車への切り替え前に買い控えが起きたのが響き、2カ月ぶりに前年実績を割り込んだ。日産自動車も同日、10月は2.1%減の13万9064台だったと発表。既に実績を公表済みのホンダは6.5%増と好調を保っており、日系大手で明暗が分かれた。

トヨタの中国での10月の新車販売は「RAV4」や「ハイランダー」などの主力車が苦戦した(広東省広州市の販売店)

トヨタは中国で10月下旬に多目的スポーツ車(SUV)「RAV4」の新型車を発売したが、発売前に買い控えが広がった影響で販売台数は落ち込んだ。主力車「カローラ」や高級車ブランド「レクサス」は好調だった一方、セダンの「カムリ」やSUVの「ハイランダー」などの販売台数は前年実績を下回った。

日産の10月の販売台数も前年実績を割り込み、2カ月連続でマイナスになった。主力の乗用車は0.6%増だったが、小型トラックなど商用車が15.7%減と大きく落ち込んだ。マツダが6日に発表した10月の販売台数も9.1%減の1万9882台で、4カ月連続のマイナスとなった。

中国全体の新車販売台数は1~9月の累計で前年同期比10.3%減となり、欧米系や中国独自ブランドの多くが販売で苦戦している。日系メーカーは6月に大手の販売台数がそろって前年実績を上回りシェアを伸ばしてきたが、足元ではトヨタの勢いが落ちつつあるなど減速感も出ている。

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