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黒鉛電極2社、業績悪化 東海カの19年12月期51%減益

企業決算
2019/11/6 20:30
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黒鉛電極を手掛ける2社が需要低迷に苦しんでいる。東海カーボンは6日、2019年12月期通期の連結純利益が前期比51%減の361億円になりそうだと発表した。従来計画(33%減)から減益幅が拡大。下方修正は今期2回目となる。昭和電工が同日発表した19年1~9月期の連結決算は純利益が前年同期比で約2割減。景気減速で電気炉製鋼に使う黒鉛電極の在庫調整が長引いている。

東海カの通期の売上高は14%増の2626億円、営業利益は21%減の580億円とそれぞれ従来計画を418億円、189億円下回る。黒鉛電極は販売減に対応して減産しており、工場での生産効率低下も響く。

黒鉛電極を巡っては、世界的な環境規制の強化を追い風に近年電炉向けに出荷が拡大。期初時点では19年も需給が引き締まった状態が続く見通しだったが、世界景気の減速により欧州の電炉メーカーなどが一斉に発注を手控えて事業環境が悪化した。

同日発表した19年1~9月期決算は売上高が前年同期比28%増の1986億円、純利益は47%減の310億円だった。

苦しいのは昭和電工も同じだ。19年1~9月期の純利益は18%減の809億円。売上高は4%減の6955億円、営業利益は19%減の1093億円だった。

一方、19年12月期の通期見通しは従来予想を据え置いた。売上高は1%減の9800億円、純利益は19%減の900億円を見込む。今後の黒鉛電極の見通しについては「20年上期には一定の在庫調整が終わるのではないか」(竹内元浩取締役執行役員)とみていた。

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