ANA、機内食ノウハウ生かした食品の新ブランド

2019/11/6 16:29
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ANAホールディングス(HD)は6日、機内食のノウハウを生かした食品販売の新ブランド「ANA FINDELISH」を発表した。機内食のグループ会社が手掛ける外販事業で、従来の機内での提供商品に加え、機内食シェフが監修したオリジナルメニューなどを新たに展開する。

ファーストクラスの料理を担当するシェフが監修した商品を開発、ECサイトなどを通じて一般向けに販売する

オリジナルカレーはチキンカレー(写真)のほかビーフ、ポークも販売する

地方の名店の味を楽しめる商品も展開する。地域活性化への貢献も狙いの1つ

グループ戦略で掲げる航空外事業の拡大の一環だ。航空業界は需要が外部の経済動向に左右されやすく、業績が変動しやすい。ANAHDは中期経営戦略で「ノンコア」と呼ぶ航空事業以外の収益拡大を柱の1つとしており、遠隔操作ロボット技術「アバター」の開発なども進めている。

ANAグループで機内食の企画・製造などを手掛けるANAケータリングサービス(ANAC、東京・大田)の外販ブランドをリニューアルした。同社は2016年から外販事業を始め、機内で提供される商品などを「ANAおいしいコレクション」のブランド名で一般向けに販売してきた。

刷新後の新ブランドでは、ANACでファーストクラスの料理を担当するシェフが監修したオリジナルカレーなど外販独自のメニューを開発。富山や高知、長崎など日本各地の有名店の味が家庭で楽しめる商品も売る。

ANACの事業はグループや海外エアラインへの機内食の提供など、BtoB(企業向け)が大半を占める。ブランド刷新で、20年までに現在年間数千万円にとどまる個人向け事業の売上高を数億円規模に伸ばす。3年後には個人向けの売上高比率を現在の1%程度から5%程度まで高める。

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