原子力機構理事長を注意 茨城知事、トラブル相次ぎ

2019/11/6 10:53 (2019/11/6 11:40更新)
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茨城県の大井川和彦知事は6日、日本原子力研究開発機構の児玉敏雄理事長と県庁で面会し、県内の機構施設で事故やトラブルが相次いでいることについて、厳重注意した。

 日本原子力研究開発機構の児玉敏雄理事長(左)に再発防止策を求める要請文を手渡す茨城県の大井川和彦知事(6日午前、茨城県庁)=共同

大井川氏は約2年半前から相次ぐ作業員被曝(ひばく)や放射性物質漏洩、盗難を踏まえ「事故や故障のほか、厳重な出入り管理が行われるべき施設で盗難も発生した。大変遺憾で厳重に注意する」と伝え、確実な再発防止策策定を要請。児玉氏は「深くおわび申し上げる。厳重注意を重く受け止め、私が先頭に立って対応したい」と陳謝した。

県内の機構施設では2017年6月、大洗町の大洗研究開発センター(現・大洗研究所)で作業員が被曝。19年1月には東海村の核燃料サイクル工学研究所で放射性物質漏洩事故があった。

同9月には台風15号の影響で大洗町にある原子炉「材料試験炉(JMTR)」の2次冷却塔が倒壊。10月には、核燃料サイクル工学研究所の放射線管理区域内にあったトランシーバーを盗んだとして、研究所に出入りする協力会社社員の男が県警に逮捕された。〔共同〕

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