米系モルモン教徒9人が殺害、メキシコ北部で犯罪組織に

2019/11/6 2:22 (2019/11/6 6:22更新)
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事件について説明するメキシコのロペスオブラドール大統領(左)(5日、メキシコシティ)=EFE

事件について説明するメキシコのロペスオブラドール大統領(左)(5日、メキシコシティ)=EFE

【メキシコシティ=丸山修一】メキシコ北部のチワワ州とソノラ州を結ぶ街道で4日、自動車で移動中の米国系モルモン教徒一家のうち少なくとも9人が犯罪組織とみられる集団に殺害される事件が起きた。メキシコ政府は5日朝、原因は調査中としているが、対立している別の犯罪組織のグループと混同された可能性があるとしている。

殺害されたモルモン教徒家族が載っていた自動車(メキシコ北部ソノラ州)=ロイター

殺害されたモルモン教徒家族が載っていた自動車(メキシコ北部ソノラ州)=ロイター

メキシコ政府によると殺害されたのは女性3人と子供6人。米とメキシコの二重国籍で、メキシコ北部に在住していたとみられる。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、殺害された子供のうち2人は1歳未満だった。一家はソノラ州のモルモン教徒居住地からチワワ州内の居住地へ複数の自動車に分かれて移動している途中に待ち伏せされた。

トランプ米大統領は5日朝に「メキシコは今こそ米の支援で麻薬組織との戦争を実行し、根絶する必要がある」とツイートした上で、同日、メキシコのロペスオブラドール大統領との電話会談で支援を申し出た。しかしロペスオブラドール氏は感謝を示したものの、メキシコ政府が対応するとして申し出を断った。

メキシコは治安問題が深刻で、ロイター通信によると2018年に捜査が始まった殺人事件だけでも約3万件に上り、実際は公式記録の数倍とも言われる。

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