野村証券の義務違反認定 1100万円賠償命令

2019/11/5 20:53
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証券会社の不適切な説明で金融商品の買い付け代金全額を失ったとして、名古屋市の工作機械会社「ワールドメカニック」が野村証券に5500万円の損害賠償を求めた訴訟で、名古屋地裁は5日、野村証券の説明義務違反を一部認め、1100万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

前田郁勝裁判長は判決理由で「営業担当者の説明では、市場の変動により元本が全て失われるリスクを具体的に認識するのは困難だった」などと指摘した。

判決などによると、工作機械会社は2007年、野村証券から勧誘を受け、東証銀行業株価指数によって利率や償還条件が変動する金融商品を購入、5千万円を支払ったが、指数が大幅に下落したため、11年8月の償還日までに全額を失った。

野村ホールディングスグループ広報部は「個別事案へのコメントは差し控える」とした。〔共同〕

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