養殖魚「媛スマ」に 愛媛県、ブランド化で総称

2019/11/5 19:44
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愛媛県の中村時広知事は5日の記者会見で、県産養殖魚「スマ」の総称を「媛(ひめ)スマ」に決定したと発表した。これまでは重さ2.5キログラム以上、脂質25%以上など、独自基準を満たした個体のみ「伊予の媛貴海(ひめたかみ)」のブランドで販売していた。基準外についても総称を与えることで、他産地との差異化を図り、県産ブランドの確立を目指す。

スマはトロのような味わいが特長の高級魚。マグロと同程度の価格で取引される。愛媛県では2016年から愛南町で本格養殖を開始。19年度産は約1万7000尾が生産されている。

中村知事は、種苗生産施設の増設など体制が整ったとして「22年度に年8万のスマ稚魚の生産、配布が目標」と述べた。媛スマのうち約3割が、媛貴海として出荷される見込みだ。

また、国内外への販売戦略の立案や生産体制の構築を目指し、県や愛南町、愛媛大学、生産者らによる「媛スマ普及促進協議会」を11月13日にも設立する。専用の飼料開発や低水温に強い品種の育成などに取り組み、生産コストの低減を図る。

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