ボルボ、セダンを日本に再投入 「S60」にPHVも設定

2019/11/5 18:57
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スウェーデンの高級車大手ボルボ・カーの日本法人は5日、8年ぶりに全面改良したセダン「S60」を発売したと発表した。多目的スポーツ車(SUV)ブームなどがあり、日本ではセダンを扱っていなかったが、3年ぶりに再投入する。最新の安全支援機能を標準装備するなど安全性をアピールする。489万円から。

発表されたボルボ・カーの新型「S60」(5日、東京都港区)

同日都内で開かれた発表会でボルボ・カー・ジャパン(東京・港)の木村隆之社長は「セダン市場は縮小しているなかでも根強い需要がある。安全性を重視する人が増えており、日本車メーカーからの乗り換えを狙う」と意気込んだ。

購入者のうち4割程度を日本車からの乗り換えを見込む。2020年に3000台の販売を目指す。

安全支援機能を充実させて「安全なセダン」として訴求する。対向車との衝突が避けられない場合、電動シートベルトやブレーキを自動で作動させて衝撃を低減する機能などを標準装備する。

エントリーモデルには190馬力の4気筒ターボガソリンエンジンを搭載。プラグインハイブリッド車(PHV)も設定する。エンジンを使わずモーターだけでも約48キロメートル走行できる。PHVでは、中国自動車大手の浙江吉利控股集団と共同所有する電気自動車(EV)ブランド「ポールスター」が仕上げた上級モデルもそろえる。

同社が手がけるサブスクリプション(定額制)型サービス「スマボ」に、新しいプランを設定した。「定期的に乗り換えることで最新の安全機能が搭載された車に乗ることができる。価格面でもお得感がある」(木村社長)と自信をみせる。

19年では9月末時点でボルボの購入客の1割強がサブスクリプション型で購入しているといい、車の「所有」から「利用」への流れに対応する。

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