若冲初期作品か カブ畑に鶏2羽、京都の美術館発表

2019/11/5 18:46
保存
共有
印刷
その他

画家伊藤若冲の最初期の作品とみられる「蕪に双鶏図」(5日、京都市)=共同

画家伊藤若冲の最初期の作品とみられる「蕪に双鶏図」(5日、京都市)=共同

京都市の福田美術館は5日、江戸時代中期の画家・伊藤若冲(じゃくちゅう)の作品と思われる絵画が見つかったと発表した。関西の旧家に伝来したのを同美術館が購入。辻惟雄東大名誉教授、河野元昭東大名誉教授ら専門家が若冲作と判断した。カブ畑でくつろぐ鶏2羽を描いており、画業の初期、30代の作品とみられるという。

刻々と姿態を変える鶏の一瞬を生き生きと捉えているほか、首まわりから胴にかけての羽の細密な描き方などに若冲の特徴が見て取れ、印章2つが若冲固有のものと一致した。傷みが激しいため修理に出し、来年3月20日から公開する予定。

福田美術館は京都・嵐山に10月開館した。江戸から近現代にかけて京都画壇の作品を中心に約1500点を所蔵する。

伊藤若冲が30代に描いたとみられる作品

伊藤若冲が30代に描いたとみられる作品

日経電子版が最長2月末まで無料!
初割は1/24締切!無料期間中の解約OK!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]