三菱UFJ系、東海環状全線開通の経済効果27兆円

2019/11/5 18:22
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三菱UFJリサーチ&コンサルティングは5日、愛知県豊田市と三重県四日市市を輪のようにつなぐ東海環状自動車道について、全線開通した場合の経済効果が50年間で27兆円になるとの試算を発表した。中部圏を中心に新規投資が活発になり、物流や観光でも恩恵が広がるとした。

東海環状道は2005年に開通し、現在は豊田東JCT(ジャンクション、豊田市)―関広見IC(インターチェンジ、岐阜県関市)間の東回りが開通している。関広見IC―新四日市JCT(四日市市)間の西回りは一部区間を除き、24年度に開通する予定だ。

東回りが開通した岐阜県東濃地区では愛知県三河地区などとの経済的つながりが密になり工場の新規立地が相次いだ。観光面でも三河地区から岐阜のスキー場に行く人が増えたという。

西回りでも開通による経済効果は大きいとみる。三重県いなべ市などでは開通を見越し工場新設の動きが広がっている。

主任研究員の宮下光宏氏は「東回り区間では製造品出荷額や観光客数が全国平均を上回る伸びになっていて、西回り区間の開通も恩恵が大きい」とみる。

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