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NEC、教育向けクラウド グーグルOSのパソコンも

教育現場向けクラウドの画面を表示するノートパソコンの新製品

NECは5日、教育現場向けのクラウドサービス「オープンプラットフォームforエデュケーション」を2020年4月に開始すると発表した。電子データ化した教材類を配信したり、児童や生徒の理解度データなどを記録したりできるシステム環境を提供する。同社のパソコンを利用する教育委員会や学校などを主体に採用を働きかける。

6月に協業した書籍取次の日教販(東京・文京)と組んで教育系出版社の電子化したドリルなどの教材や辞書アプリといった教育コンテンツをクラウドから配信する。各社のコンテンツを横断して1つのIDで本人確認するする仕組みを備え、コンテンツを利用する教師や児童、生徒の利便性を高めた。

人工知能(AI)でグループ学習を支援する機能も用意する。グループ内の会話を音声認識技術で解析して文字データに変換したり、児童や生徒ごとの会話量や感情などを可視化したりする。「各グループの理解度を教師が把握しやすくする」(NECの田畑太嗣初中等・教育産業ソリューショングループ部長)。

また、NECはクラウドの提供に先立ち、教育機関向けパソコン「クロームブックY1」を5日に発売した。教育向けで世界シェアの50%を握るとされる米グーグルの基本ソフト(OS)「クロームOS」を搭載する。360度回転する液晶ディスプレーを搭載し、タブレット端末などとしても利用できる。端末も用意することで、教育機関向けクラウドで先行する競合他社と差異化を図る。

(島津忠承)

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