横浜高速鉄道など、ゼロエネ空調 馬車道駅で実証実験

2019/11/5 19:14
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横浜高速鉄道と横浜国立大学などはみなとみらい線の馬車道駅(横浜市)で、トンネル内の湧水や列車が走行する際の風などを使った空調システムを開発する。2019~21年度の3年間で実証実験に取り組み、エネルギーを使用しない空調システムの実用化を目指す。

地下水を使って冷房の使用削減につなげる(横浜市のみなとみらい線)

「ゼロエネルギー空調システム」の開発・実証を始める。調査などを経て、20年ごろに開発したシステムを設置する。まずトンネル内で湧き出た地下水をためる「湧水槽」から熱エネルギーを取り出す。次にその熱エネルギーを使い、トンネル内に送り込む外気を冷却する。その冷気を列車が押し出すことで、駅やトンネル内を冷却する仕組みだという。

横浜高速鉄道、横浜国大、超スマート社会研究機構、オプテージの4者が環境省の実証事業の採択を受けて実施する。地下駅では車両冷房の排熱が駅構内に流れ込み、駅の冷房用エネルギー消費が大きくなる課題があった。湧水を介した地中熱などを利用し、冷房使用に伴う二酸化炭素(CO2)の排出削減につなげる。

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