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業績ニュース

スズキ純利益4割減 4~9月、10期ぶり減益
インド不振や国内減産響く

2019/11/5 19:00
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記者会見するスズキの鈴木俊宏社長(左)(5日、東京都千代田区)

記者会見するスズキの鈴木俊宏社長(左)(5日、東京都千代田区)

スズキが5日発表した2019年4~9月期の連結決算は純利益が前年同期に比べて42%減の793億円だった。同期間として10期ぶり減益だった。経済成長が鈍ったインドで自動車販売が不振だった。国内の減産も響いた。20年3月期の連結純利益は前期比22%減の1400億円と2期連続で減益を見込む。

同日記者会見した鈴木俊宏社長は「冷え込んだインド市場の回復時期は読みづらい」と懸念を示した。

4~9月期の売上高は9%減の1兆7554億円だった。インド、国内で販売が減り、世界販売は17%減の140万台だった。

営業利益は40%減の1186億円だった。これまで業績のけん引役だったインド子会社のマルチ・スズキの営業利益が67%減の283億円と大幅に減った。インドの経済減速を受け販売が失速。同国政府の景気刺激策も「国民の期待ほど積極的ではなかった」(鈴木社長)ため、消費者の購買意欲は回復していない。

ユーロやインドルピー、パキスタンルピーといった通貨の下落が営業利益を161億円減らした。円換算の利益が目減りしたほか、現地で原材料費用がかさんだ。

国内では完成検査を着実に行うため生産量を減らした。減産によって1台あたりの固定費負担が増し、採算が悪化した。

資本提携したトヨタ自動車傘下のダイハツ工業との関係について鈴木社長は「すみ分けは考えない。お互いに競争しながら技術を伸ばす」と述べた。

20年3月期の売上高は前期比10%減の3兆5000億円、営業利益は38%減の2000億円を見込む。通期業績見通しは10月10日に下方修正済みで、今回は予想値を据え置いた。

業績回復に向けて、インド市場で排ガス規制強化に対応した販売車種を増やし、法人税減税分を還元した値引きなどで需要を喚起する。

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