オムロン、舞鶴市とMaaS実証実験

2019/11/5 16:40
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オムロンと、高速バスやタクシーの日本交通(大阪市)、京都府舞鶴市は5日、複数の交通手段をつなげて1つのサービスとして提供する「MaaS(マース)」の実証実験を2020年4~6月に実施すると発表した。舞鶴市の一部地域でバスやタクシーなどの公共交通機関と住民同士による送迎サービスを組み合わせ、持続可能な地域交通のあり方を検証する。

オムロンは京都府舞鶴市内でMaaSの実証実験を始める(5日、京都市内)

実験は舞鶴市内の路線バスが走っていない地域や、谷間に住居が点在する地区で実施する。利用者がスマートフォンのアプリを使って出発地と目的地を指定すると、バス、タクシーなどの公共交通機関と住民による自家用車の送迎を組み合わせた移動手段を表示する仕組み。利用者は200人を事前に募集する。送迎運転をする住民にはガソリン代などを支払う。

アプリ開発を担うオムロンなど3者は実験結果を検証したうえで、サービスの本格開始を検討する。オムロンの細井俊夫執行役員は「まずは交通からだが、今後は子育てなどにもアプリを展開したい」と将来は移動以外の様々なサービスに広げたい考えだ。

地方ではバスやタクシーの運転手不足が問題となっている。実証実験では公共交通に自家用車の送迎を組み込むことで持続可能な移動サービスを探る。舞鶴市の多々見良三市長は「舞鶴をモデルに似た課題を持つ他の地域にも貢献したい」と述べた。

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