豪中銀、金利0.75%に据え置き 再度利下げに含み

2019/11/5 16:24
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【シドニー=松本史】オーストラリア準備銀行(中央銀行)は5日の理事会で、政策金利を過去最低水準の0.75%に据え置くと決定した。ロウ総裁は声明で「物価目標と完全雇用の達成のため、長期にわたって低金利が必要と考えるのが合理的だ」と指摘。「必要ならさらに緩和的な政策をとる準備がある」と再度の利下げに含みを持たせた。

豪中銀は可処分所得の伸びの鈍さが消費の重荷になっていると指摘(メルボルン)=AAP

豪中銀は2019年に入って6月、7月と10月の3回、利下げを実施している。今回の理事会では19年の経済成長率の見通しを約2.25%と、8月時点(2.5%)から引き下げた。

市場は20年早期の利下げを織り込み始めている。金利が0.5%を割り込めば、中銀が量的緩和など非伝統的な金融政策を導入するとの見方も多い。英調査会社キャピタル・エコノミクスのベン・ウディ氏は「中銀は20年2月と4月に利下げし、その後、量的緩和を開始するだろう」と予測する。

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