山梨ヌーボー解禁 16~17日に甲府でイベント

2019/11/5 18:06
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日本固有のぶどう品種「甲州」か「マスカット・ベーリーA」でつくられたワインの新酒「山梨ヌーボー」が3日に解禁となった。地元のワイナリーなどは16、17日に甲府市の小瀬スポーツ公園で34社60銘柄以上の新酒ワインを有料で試飲したり、購入したりできる山梨ヌーボーまつりを開く。

ワイン県副知事に就任した田崎氏(左)と山梨県の長崎知事(3日、東京・日比谷公園)

山梨ヌーボーが解禁され、大勢の人が新酒を試飲し買い求めた(3日、東京・日比谷公園)

山梨ヌーボーまつりは3日、東京・日比谷公園でも開かれた。山梨県は8月に「ワイン県」を宣言しており、まつりのオープニングイベントで、日本ソムリエ協会会長の田崎真也氏を「ワイン県副知事」に任命した。

同県の長崎幸太郎知事が「ワイン県山梨の指導を引き受けてもらい、感謝しています」と述べ辞令を手渡すと、田崎氏は「山梨のワインは著しく進化している。日本酒を含めた山梨全体の食文化を広めたい」と応じた。

ワイン県副知事には日本ソムリエ協会から「ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)」の称号を贈られている山梨県出身の作家、林真理子氏も就任しており、田崎氏で2人目。田崎氏は東京・日本橋で山梨県産ワインと山梨の食材を使ったレストランを経営するなど山梨との関係が深い。

田崎氏は辞令交付後に取材に応じ、今後の取り組みについて「山梨のワインは日本を代表する部分がたくさんあり、山梨県から日本のワインを発信する機会が増える。今後、日本のワイン・食文化を広める活動をしていきたい」と述べた。

また「世界で売っていくには『山梨らしさ』が効果的」と指摘。「山梨はブドウの成熟度が高く、果実の印象をはっきり感じられるタイプが多い」と述べた。今後のワイン造りについては「起伏が激しい地形で、場所によって気候の差が大きいため、気候を生かしたワイン造りができれば味が多彩になる」と話した。

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