外国人向け防災ラジオ番組 西日本豪雨契機に、岡山

関西
中国・四国
2019/11/5 9:59
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「外国人のための安全・安心ラジオ」の収録で話すティム・クレミンソンさん(左)(岡山市)=共同

「外国人のための安全・安心ラジオ」の収録で話すティム・クレミンソンさん(左)(岡山市)=共同

2018年7月の西日本豪雨で在住外国人に分かりやすい情報提供が課題として浮き彫りになったことをきっかけに、岡山市北区のコミュニティーFM局「岡山シティエフエム」が、外国人向けの日本語ラジオ番組を放送している。困った経験やどう対応したかを共有し、防災意識の向上を図る狙い。

「正確な情報が必要だけど、複雑な漢字があったり、専門的だったりして大変」。今年9月、岡山県倉敷市の英国人大学講師、ティム・クレミンソンさん(45)が収録で災害時の悩みを語った。

番組は「外国人のための安全・安心ラジオ」。月1回、第1木曜の午前10時40分から15分間で、4月に始めた。これまで県内で働く中国人やベトナム人らが出演。自治体からの避難情報が難解で困ったことや、防災訓練や非常時の備えの重要性を話し、番組の最後には岡山市が豪雨後に始めた多言語版防災メールなどの新たな取り組みを紹介している。

岡山市で暮らす外国人は、9月末時点で約1万3600人。市総人口の約2%に当たる。在住の外国人で構成する「岡山市外国人市民会議」が、西日本豪雨で避難情報がほとんど日本語だったことなどに改善を要望。市と同局が共同で番組を企画した。

岡山シティエフエムの大賀祐樹・総合チーフディレクター(38)は、外国人だけでなく「日本人も放送を聞いて、困っている外国人がいたら助ける意識を持ってもらいたい」と話している。

問い合わせは岡山シティエフエム電話086・227・6666。〔共同〕

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