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ウーバー、6四半期連続の最終赤字 売上高は3割増

(更新)
ウーバーの7~9月期決算では料理宅配サービスが全体の伸びをけん引した=ロイター

【シリコンバレー=白石武志】米ライドシェア大手のウーバーテクノロジーズは4日、2019年7~9月期の最終損益が11億6200万ドル(約1260億円)の赤字(前年同期は9億8600万ドルの赤字)だったと発表した。サービスを担う運転手に支払う報酬の負担が重く、6四半期連続で最終赤字となった。ただ、ライドシェア事業の採算は改善傾向にあり、赤字幅は市場の事前予想よりも小さかった。

売上高は前年同期比30%増の38億1300万ドルだった。部門別では主力のライドシェア事業が19%増の28億9500万ドルだった。料理宅配サービス「ウーバーイーツ」の売上高は64%増の6億4500万ドルとなり、全体の伸びをけん引した。貨物トラックの配車サービスも78%増の2億1800万ドルと成長した。

1株当たり損益(EPS)は0.68ドルの赤字となり、事前の市場予想(0.70ドル前後の赤字)よりも赤字幅は小さかった。ライドシェア事業で利幅の大きいハイヤーの配車サービスなどが伸び、収益改善に貢献したという。全サービスを合わせた月間平均利用者数は前年同期比26%増の1億300万人となり、初めて1億人の大台を超えた。

これまでは赤字覚悟で利用者の拡大を優先してきたウーバーだが、5月の上場を契機に採算を重視する戦略に転換しつつある。4日の電話会見でダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は19年7~9月期に5億8500万ドルの赤字だった調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)を「21年までに通年ベースで黒字化させる」と表明した。

北米市場で最大のライバルである米リフトも21年末までに同じ指標について黒字化する見通しを示している。両社がシェア拡大に向け繰り広げてきた料金競争は今後、段階的に緩んでいく見通しだ。

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