タイ首相「ASEAN、大国間の橋渡し役に」

2019/11/5 0:19 (2019/11/5 0:21更新)
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【バンコク=岸本まりみ】タイのプラユット首相は4日、バンコクで開かれた東アジア首脳会議など一連の東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議を終えて記者会見した。米中や日韓の対立が激化していることなどを念頭に「ASEANは大国間の対立や競争、地政学的な困難の下にある国々の橋渡し役になる」と述べ、地域協力を推進していく考えを示した。

記者会見するタイのプラユット首相(4日、バンコク)=石井理恵撮影

米中が影響力拡大を競うインド太平洋地域については「相互信頼・相互尊重・相互利益に基づく協力を通じて、ASEANの展望を追求する」と言及した。

インド太平洋地域では中国が広域経済圏構想「一帯一路」を掲げる一方、日米が「自由で開かれたインド太平洋構想」を推進している。ASEANは6月の首脳会議で同地域について独自の外交戦略を打ち出し、米中間でバランスをとる姿勢を示していた。

2020年はベトナムがASEAN議長国を務める。閉幕式で議長を象徴する木づちを引き継いだベトナムのフック首相は「変化する世界で持続的に発展するために、私たちは団結する」と語り、議長国の役割に意欲を示した。

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