英航空IAG、エア・ヨーロッパを買収 1210億円

2019/11/4 21:45
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【ロンドン=篠崎健太】英航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は4日、スペイン中堅のエア・ヨーロッパを10億ユーロ(約1210億円)で買収すると発表した。傘下のスペイン大手、イベリア航空を通じて完全子会社にする。中南米の路線に強いエア・ヨーロッパを取り込み、主要拠点の一つであるスペインの地盤を固めたい考えだ。

英IAG傘下のスペイン大手イベリア航空の機体=ロイター

エア・ヨーロッパは1986年創業で、スペインの首都マドリードを拠点に国内外の69地点へ就航している。18年12月期の売上高は21億ユーロ、営業利益は1億ユーロだった。買収は規制当局の認可を前提に、20年後半の完了を目指す。買収後も当面はブランドを維持する。

IAGは英ブリティッシュ・エアウェイズの親会社で、傘下にはイベリア航空のほかスペイン格安航空会社(LCC)のブエリング航空がある。エア・ヨーロッパの買収が実現すれば、スペイン事業の路線網やサービスを拡充できる。

IAGのウィリー・ウォルシュ最高経営責任者(CEO)は声明で「マドリードを欧州主要ハブとして強くでき、南大西洋の主導権獲得につながる」と強調した。

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