RCEP「予断もって話せない」 経産相、福島を視察

2019/11/3 20:00
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梶山弘志経済産業相は3日、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉で年内妥結が困難なことについて「妥結に至るか至らないかは4日の首脳会合で最終的に判断される。今の時点で予断をもって話すことはできない」と述べた。就任後初となる東京電力福島第1原子力発電所の視察後、記者団の取材に答えた。

日本や中国、韓国など16カ国はRCEPの年内妥結に向け、1日にバンコクで閣僚会合を開くなどして調整を続けている。閣僚会合後も事務レベルで協議してきたが、関税削減に慎重なインドとの交渉が難航し、少なくとも関税協議などは年内には終えられない状況だ。4日には安倍晋三首相らが出席する首脳会合が予定されている。

10月25日に経産相に就任した梶山氏は閣僚会合に出席せず、3日午前は台風19号などの被害にあった福島県郡山市の企業や内堀雅雄・福島県知事を訪問した。午後は福島第1原発を訪れ、廃炉作業の進捗や処理水の状況について説明を受けた。

梶山氏は処理水について「直観的にかなりの量がたまっていると感じた」と指摘した。今後は小委員会の議論を見守るとした上で「科学的、技術的裏付けによる説明など風評被害対策が重要だ」と述べた。

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