京アニ事件、犠牲者を追悼 京都 関係者ら参列

2019/11/2 17:13
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京都アニメーションのスタジオ(京都市)で起きた放火殺人事件の犠牲者36人を追悼する「お別れ そして志を繋ぐ式」が2日、京都市左京区の京都市勧業館「みやこめっせ」で開かれ、国会議員や業界関係者ら約500人が参列した。

京都アニメーション放火殺人事件の犠牲者を追悼する「お別れ そして志を繋ぐ式」の式典会場で掲示された折り鶴やファンからのメッセージ(2日午後、京都市)=共同

式の冒頭、全員で黙とうをささげた。京アニの八田英明社長は、国内外から多額の義援金が寄せられていることに触れ「皆さまからの支援が大きな力になっている」と感謝。「事件の災禍は計り知れないほど大きいが、これからも世界中の人たちに夢と希望と感動を育むアニメーションを届けたい」と決意を語った。

京アニ作品で音響監督を長年務めてきた楽音舎の鶴岡陽太さんが、業界を代表してあいさつ。「これからの作品づくりを通して、何をしても人の思いまで断ち切ることはできないと証明していきたい」と述べた。

その後、西脇隆俊京都府知事や門川大作京都市長ら参列者が祭壇に献花、手を合わせ犠牲者を悼んだ。目元をハンカチで押さえ、会場を後にする人もいた。

会場には、事件現場近くの献花台などに寄せられた折り鶴や色紙を展示するエリアも設けられた。「すてきな作品をありがとう」「京アニ頑張れ」などファンからの激励のメッセージが掲げられ、英語や中国語のものもあった。

7月18日に発生した事件では、36人が死亡し、33人が重軽傷を負った。京アニは9月下旬、遺族や社員が出席したお別れの会を開催。11月3、4の両日、一般のファンを対象にした追悼行事をみやこめっせで開く。〔共同〕

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