「米金融政策、好ましい状況」 クラリダFRB副議長

2019/11/2 2:52 (2019/11/2 4:18更新)
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FRBは10月30日に利下げした=ロイター

FRBは10月30日に利下げした=ロイター

【ニューヨーク=後藤達也】米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は1日、ニューヨークでの講演で「金融政策は好ましい状況にある」と述べた。現在の米景気は堅調だとの見方も示した。10月30日のパウエル議長の記者会見を踏襲した発言で、景気のリスクが高まらなければ利下げを停止する可能性を示唆した。

FRBは10月30日に今年3回目となる利下げを実施した。クラリダ氏は「利下げは現在進行中のリスクへの保険になる」と指摘した。利下げの景気や物価への影響は「時間をかけて現れてくる」と述べ、効果を見極める考えも示した。

一方、米景気見通しに影響を与える事態が起こった際には「状況に応じて対応する」とも述べた。政策運営には「あらかじめ決められた道筋はない」とし、米中対立などリスクが強まった際には再び利下げに動く考えも示した。

クオールズ副議長も1日に講演し、「FRBは今年の利下げで経済の拡大が続くことを支えている」と述べた。10月30日のFRBの声明にもあった「経済が我々の見通しにほぼ沿っていくなら、いまの政策スタンスは適切である可能性が高い」との表現を使い、パウエル議長らと同じ判断であることを示した。

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