第一三共、「抗体薬物複合体」がん治療薬治験へ

ヘルスケア
2019/11/2 0:09
保存
共有
印刷
その他

第一三共は2種類の成分を組み合わせた「抗体薬物複合体(ADC)」の4番目の製品について臨床試験(治験)を始めたと発表した。再発や進行性の固形がん患者を対象としている。米サラ・キャノン・リサーチとの開発提携による最初の治験となる。

開発名「DS-7300」の治験をこのほど始めた。がん細胞膜上の抗原「B7-H3」を標的とする。

肺がん、食道がん、前立腺がんなど様々ながん種において過剰発現しているたんぱく質の一種で、がんの進行や予後の悪化に関係しているとされる。

臨床試験は、日本と米国における再発や進行性の固形がん患者を対象とした第1相、第2相の試験。1つは約40人の患者を対象に投与量を段階的に増やしながら安全性などを評価し最大耐用量と推奨用量を決定する。

もう1つは約120人の患者を対象に推奨用量での安全性などを評価、さらに客観的奏功率など有効性を評価するものだ。

DS-7300は「トラスツズマブ・デルクステカン(開発名DS-8201)」、「U3-1402」、「DS-1062」に続くADC。第一三共の独自のリンカー技術を使った。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]