米GoogleがFitbitを買収、2300億円で 腕時計端末強化

2019/11/1 23:33
保存
共有
印刷
その他

【ニューヨーク=高橋そら】米グーグルの持ち株会社米アルファベットは1日、腕時計型端末(スマートウオッチ)を手掛ける米フィットビットを買収すると発表した。買収額は約21億ドル(約2300億円)。成長分野であるウエアラブル端末とヘルスケアへの投資を拡大する。

米フィットビットのスマートウオッチ=ロイター

フィットビットは心拍数や睡眠データを集め、健康管理に役立ててもらうサービスを展開している。利用者の位置や生体認証データを大量に収集しており、グーグルにとっても有用性は高い。

グーグルは数年前から独自ブランドでハード事業の展開を始め、10月中旬には4代目のスマートフォンとなる「ピクセル4」を発表。同社としては初めてのワイヤレス型ヘッドホン「ピクセルバッズ」もお披露目した。

同社は検索をはじめとするソフトを活用した事業を主力としており、ハード分野では検索サービスやスマホの基本ソフト(OS)ほどの存在感を発揮できず「iPhone」を持つ米アップルなどに比べ出遅れてきた。米調査会社ストラテジー・アナリティクスによると、2018年末時点でアップルは世界のスマートウオッチ市場のおよそ半分を握っていた。

「最高の人工知能(AI)やソフトウエア、ハードウエアを統合することでウエアラブルのイノベーションを促進する」。グーグルのハード事業トップを務めるリック・オスターロー上級副社長は同社のブログでこう述べた。「スマートウオッチとフィットネスを組み合わせていく」という。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]