日立の新型車両、バンコクでお披露目
21年開通に向け

アジアBiz
2019/11/1 22:37
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【バンコク=岸本まりみ】タイ国鉄は1日、2021年に開通予定のバンコクの都市鉄道「レッドライン」の新型車両の到着式を開いた。日立製作所が設計・製造した車両で、まずは2編成(10両)を納入する。その後、20年半ばまでに25編成(130両)が納入される見通しだ。

バンコクでお披露目された日立製作所の鉄道車両(1日、バンスー・グランド・ステーション)

首都バンコクで建設中の鉄道ターミナル「バンスー・グランド・ステーション」で車体がお披露目された。路線名と同じ赤色をあしらった車体で最高時速は160キロメートル。熱帯気候のタイに合わせ、熱が入り込みにくい仕様にするなど暑さ対策を徹底した。

式典に出席したタイのサクサヤン運輸相は「渋滞問題を解決し、観光や流通、街づくりなどにもつながる路線だ」と期待を示した。在タイ日本国大使館の佐渡島志郎大使は「ドンムアン空港と接続されるレッドラインはタイを訪れる世界中の人々に利用される」と挨拶し、「日本として車両や信号設備で貢献できることを誇りに思う」と語った。

同路線は国際協力機構(JICA)の円借款で建設が進んでいる。日立と三菱重工業住友商事が16年に信号や軌道、電力システムの設計と調達、車両の設計と製造を共同受注した。20年から走行試験を始め、21年初めにも運行を始める計画だ。

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