甲府商工会議所新会頭の進藤氏「山梨らしさ大切に」

2019/11/1 19:56
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甲府商工会議所の新会頭に1日付で就任した山梨中央銀行会長の進藤中氏(72)がインタビューに応じ、「山梨らしさを大切にして、外から人を呼び込みたい」などと抱負を述べた。主なやり取りは以下の通り。

進藤・甲府商工会議所新会頭は甲府の中心市街地の活性化に取り組む考えを強調した(1日、甲府市内)

進藤・甲府商工会議所新会頭は甲府の中心市街地の活性化に取り組む考えを強調した(1日、甲府市内)

――新会頭として、何に取り組みますか。

「地方はどこも人口が減少し、ミニ東京化、ミニ大都市化を志向している。それも大事だが、昔からの伝統や文化が失われると、10年後、20年後に山梨が魅力ある場所と見てもらえなくなる。『山梨らしさ、山梨ならでは』を商工会議所の活動を通じて発揮できればと考えている」

――そのために、商工会議所はどんなことができますか。

「山梨は縄文文化から始まる歴史があり、自然もある。そこから必然的に生まれた地場産業を県民が自信を持って外にPRできることが大切。商議所は業種・業態・規模も様々な集まりなので、いろいろな知見を生かせるようにしたい」

甲府商工会議所の議員総会で新会頭に選任されあいさつする進藤中・山梨中銀会長(奥左、1日、甲府市内)

甲府商工会議所の議員総会で新会頭に選任されあいさつする進藤中・山梨中銀会長(奥左、1日、甲府市内)

――リニア中央新幹線の東京・品川から山梨県までの先行開業を目指す前会頭の方針も引き継ぎますか。

「少なくとも品川から甲府までの建設はタイムスケジュールに狂いはないと考えている。名古屋までの2027年全線開通に越したことはないが、仮に全線開通しなくても、甲府まで開業することをJR東海に働きかけていきたい」

――JR甲府駅前の山交百貨店が閉店しました。甲府市中心街の活性化にはどのように取り組みますか。

「閉店は残念だが、跡地は集客の要になる施設ができればと考えている。駅前から中心市街地へ人が回遊できるようにすることが大切。にぎわいを創出するには人を呼び込まなければいけない。若い人が健全に集える場所がほしい。地場産品を買って帰ってもらうためにも小売店舗の集積地ができるよう、商議所としても努力していきたい」

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