北陸3商議所で新体制発足 会頭は全て地銀出身者

2019/11/1 19:31
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北陸3県の県庁所在地にある商工会議所が1日、そろって新体制のスタートを切った。福井商工会議所では福井銀行の伊東忠昭顧問が会頭に就任。富山商工会議所は北陸銀行の高木繁雄特別参与、金沢商工会議所では北国銀行の安宅建樹頭取が会頭として続投する。全国の各地域でも、会頭がすべて銀行出身者となるのは珍しい。

1日は3商議所で総会が開かれ、会頭や副会頭が正式に選任された。福井商議所の伊東氏は福井県庁で杉本達治福井県知事に会い、「連携協働、親身丁寧を基本方針に、行政とも連携したい」と話した。

伊東氏を含む3会頭はいずれも各銀行の頭取経験者だ。金沢商議所の安宅氏は1日の記者会見で「会頭が誰かということではなく、組織対組織の連携になる」と述べた上で、「福井、富山の両会頭のことはよく知っており、何でも話し合える仲だ」と発言。広域連携を意識した商談会などを推進する方針を示した。

富山商議所の高木氏は「出身母体がどこかというよりも、会頭と副会頭のチームとしてどう力を発揮するかが重要」と述べた。

3商議所とも会員企業の後継者難や働き方改革への対応、北陸新幹線の敦賀延伸に向けた地域活性化などが課題となる。地域経済の事情や人脈に通じた銀行出身者ならではの振興策を打ち出せるかがポイントになる。

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