ジェットスター、成長へ新エアバス機の席数3割増

2019/11/1 18:48
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格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)は1日、導入を予定する欧州エアバスの新型小型旅客機「A321LR」の仕様を発表した。席数が従来機の180席から238席に3割増える。航続距離も約3000キロメートルから約5500キロメートルに8割増加する。成長に向けて座席供給を増やすとともに、東南アジアなど新路線の開拓も目指す。

片岡社長はA321LRに対し「東南アジアの有名リゾート地はほぼカバーできる」と期待を寄せる(1日、東京都港区)

新機材のA321LRは従来機の「A320ceo」に比べ全長が2割程度長くなっているのが特徴。エンジンも変わっており、燃費効率は約15%向上した。静粛性も高まっており室内空間はより静かになる見込み。追加燃料タンクを搭載し、航続距離も伸びた。

シート構成はビジネスなど上級クラスは設けず、エコノミークラス単一の設定を踏襲した。シートピッチは一部の座席をのぞき28インチ(71センチメートル)が中心となる。

シートは全席にUSBポートを設置した。備え付けのモニターは無いが、無線を使った機内エンターテインメントの導入を検討しており、自分のスマートフォンやタブレット端末で動画などを見られるようにする。

A321LRは2020年夏以降、まず3機が導入される見込み。同日、東京都内で記者会見したジェットスター・ジャパンの片岡優社長は「就航当初はおそらく国内線または既存の国際線からの運用になると思う」と述べた。その上で「ある程度(LRの)機数が増えれば、新たな中距離路線も考えたい。今まで飛んでいなかった路線で低価格の運賃を提供することで、需要を活性化できるのではないか」と意欲を示した。

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