10月の降水量、3分の1の地点で2倍超 気象庁まとめ

2019/11/1 19:30
保存
共有
印刷
その他

気象庁は1日、10月の天候まとめを発表した。台風19号のほか、東日本の太平洋沿岸を進む低気圧の影響などによる記録的大雨の影響で、全国153の観測所のうち、北日本の太平洋側と東日本を中心に約3分の1の53地点で10月の降水量が平年の2倍以上となった。岩手県宮古市や仙台市、埼玉県秩父市などでは、平年の5倍を超える雨が降った。

 台風19号の影響で阿武隈川(手前)が氾濫し、浸水した宮城県丸森町の市街地(10月13日)=共同

10月は各地で大雨に見舞われた。12日に静岡県に上陸した台風19号の影響で東日本から東北地方の広い範囲で記録的大雨となった。25日前後には東日本の太平洋沿岸を進む低気圧の影響で大雨となり、河川の氾濫や土砂崩れなどが相次いだ。

気象庁によると、地点別では、関東と東北の16地点で10月の月降水量としては統計開始以来最多を記録。月降水量を平年と比べると、北日本(北海道、東北)が1.9倍、東日本(関東甲信、北陸、東海)が2.6倍と多く、西日本(近畿、中国、四国、九州)も1.4倍と上回った。一方、奄美・沖縄は少なく、平年の半分以下だった。

北日本から西日本にかけては暖かい空気に覆われやすく、気温も高かった。東日本は平年の月平均を2.1度上回り、統計史上最も高温に。北日本も1.5度高く、1998年と並ぶ1位タイだった。

11月は上旬を中心に東日本の日本海側と西日本で高気圧に覆われやすく、雨は平年並みか少なくなる見込み。気温は北日本から西日本にかけて、ほぼ平年並みと予想されている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]