国際線もう滑走路で待たせません、新千歳空港に誘導路

インバウンド
2019/11/1 17:30
保存
共有
印刷
その他

北海道開発局は1日、新千歳空港(北海道千歳市)の国際線駐機場と滑走路を結ぶ新たな誘導路の工事現場を報道公開した。新千歳にはこれまで誘導路が1本しかなく、国際線利用者の急増で航空機が渋滞。2016年度から国際線専用の誘導路を建設しており、19年度中に完成させる予定だ。

新設する誘導路は幅60メートル、全長1.7キロメートルで、建設費は約55億円。風向きによっては離陸までの走行距離を短くする効果もある。北向きに飛び立つ際に迂回する必要がないため、1.5キロメートルほど距離を短縮できる。

千歳空港建設事業所の藤田謙二所長は「誘導路は国際線運行に重要な設備。確実に整備できるよう進めていきたい」と話す。現在は国際線の航空機は国内線ターミナルを迂回する北側誘導路を共用し、滑走路に向かっている。国内線の駐機場に出入りする飛行機が通過するまで、国際線の航空機は誘導路で待機する必要があった。

新千歳空港は18年の国際線利用者数が前年比13%増の373万人。10年前と比べると4倍以上に急増しており、国際線ターミナル周辺設備の整備が急がれている。開発局では約190億円を投じて、誘導路の新設のほか、国際線の駐機場を1.5倍に増設する工事などを進めていた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]