三井不など、千葉県柏市で自動運転バス運行実験

2019/11/1 16:42
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三井不動産や東京大学などで構成する「柏ITS推進協議会」は1日、千葉県柏市で自動運転バスの実証実験を開始した。つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅と東京大学柏キャンパスの間の約2.6キロメートルを走行するシャトルバスで一部区間を自動運転へ切り替える。三井不動産は新産業創造の促進に力を入れているほか、柏の葉キャンパス駅周辺エリアで街づくり事業を進めており、将来的には自動運転バスを活用したい考えだ。

11月1日から運行実験を開始した自動運転バス(イメージ)

自動運転バスは2020年3月31日までの5カ月間、午前11時から午後3時までのうち4便を予定する。乗車の対象は柏キャンパスの学生や教職員、来訪者。車両は東大発のスタートアップ企業の先進モビリティ(東京・目黒)が開発した自動運転システム搭載のバスを使い、東武バスイースト(柏市)が運行する。

自動運転は5段階のうち上から4番目の「レベル2」で、運転手が運転席に座り、システムがハンドル操作や加減速を支援する。自動運転の走行距離は駅とキャンパスの間の公道を含む約2.6キロメートルの運行ルートのうち約1.2キロメートルを自動運転の走行へ切り替える。柏ITS推進協議会は今後の運行状況を踏まえ、自動運転の走行距離を伸ばすほか、20年4月以降も運行を継続し自動運転のレベルを引き上げることを検討していく。

三井不動産は柏の葉キャンパス駅周辺エリアで05年から「柏の葉スマートシティ」として街づくり事業を進めている。柏ITS推進協議会は高度道路交通システム(ITS)を活用し低炭素型の交通社会や次世代型の環境都市を実現するため、東京大学のほか、行政機関や民間企業が09年に設立した。

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