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過労死認定基準、見直しへ パワハラ防止改正踏まえ

厚生労働省は過労死の労災認定の基準を見直す方針を固めた。脳・心臓疾患に関連する基準は2001年以来で約20年ぶり、精神疾患の基準は11年の策定以来初めての改定になる。働き方の多様化やパワーハラスメント(パワハラ)防止を企業に義務付ける関連法の成立などを踏まえ、12月以降に専門家による検討会で議論していく。

加藤勝信厚労相は1日の閣議後記者会見で、実際に基準を改定する時期について「前回の見直しはおおむね1年間の議論で答えを出した。そのことを踏まえて対応していく」と語った。

厚労省は18年度から脳・心臓疾患について新しい医学的知見の収集をしている。20年度にも検討会を設置し、現在の基準と最新の知見を比較して改定内容を議論する。

精神疾患については厚労省が作成中のパワハラを定義する指針の内容を踏まえ、今年12月にも検討会で議論を始める。21年度から最新の医学的知見を踏まえた全体的な見直しも検討する。

認定基準を巡っては昨年5月、過労死問題に取り組む弁護士の団体が見直しを求める意見書を厚労省に提出。時間外労働の目安「過労死ライン」を現在の月80時間から同65時間程度にすることなどを提案した。厚労省はこうした外部からの意見も踏まえて見直しを進めていく考え。

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