デルとEMC、容量拡張が柔軟なストレージを発売

2019/11/1 12:21
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米IT大手デルテクノロジーズ傘下の日本法人であるデルとEMCジャパンは1日、企業向けストレージ(外部記憶装置)の新製品「ECS EX500」と、管理用ソフト「ECS3.4」を国内で発売したと発表した。大容量データの保管に向き、クラウドでもよく使われる「オブジェクトストレージ」と呼ばれる方式に対応した製品。主にクラウドと自社保有のIT基盤を併用している顧客企業に提案する。

ストレージの新製品「ECS EX500」

米デルテクノロジーズのペ・ヨンジュン氏

EX500は利用するデータ量が増えるにつれてドライブ容量を柔軟に追加できる仕組みを採用する。装置1台当たり最大24本のハードディスクドライブを搭載できる。また最大16台の装置を同じサーバー用ラックに収納して稼働させられる。16台を収納した際の最大容量は4.6ペタ(ペタは1000兆)バイト。

ECS3.4はデータの暗号化などに対応する管理用ソフト。欧州の「一般データ保護規則(GDPR)」などが要求する個人データ保護を容易にする。デルテクノロジーズのペ・ヨンジュンAPJ・中国担当プリセールスディレクターは「サイバー対策や法令順守の観点から、全てのデータをクラウドに置くのは最適ではないと顧客企業が考えるようになっている」と話す。保護が必要なデータは自社保有のシステム基盤で保管したほうがよいと考える顧客企業に、EX500とソフトの組み合わせが向くとした。

価格は税別6350万円から。価格には標準的な保守や導入作業の費用を含む。

(島津忠承)

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