「イスラム国」に新指導者、報復の懸念も

2019/11/1 5:16
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【カイロ=飛田雅則】過激派組織「イスラム国」(IS)は10月31日、系列のメディアを通じて指導者のバグダディ容疑者の死亡を認め、新指導者を決めたとの声明を出した。「アブイブラヒム・ハシミ」を指導者に指名したとしている。新たな指導者のもとで、組織を立て直す狙いとみられ、報復テロを起こす恐れがある。

過激派組織「イスラム国」(IS)は指導者のバグダディ容疑者の死亡を認めた=AP

AP通信によるとISは発表で、新しい指導者への忠誠を誓うように支持者に求めた。バグダディ容疑者の後継者として指名された人物についての詳細は明らかになっていない。

米軍特殊部隊は26日、シリア北西部イドリブ県にあるバグダディ容疑者の潜伏先に対する急襲作戦を実行した。トランプ米大統領は27日、追い詰められた同容疑者が自爆して死亡したことを明らかにした。

かつてイラクとシリアにまたがる地域を支したISは米軍などの掃討作戦で弱体化したが、米国防総省は今年8月に報告書で「復活しつつある」と指摘した。新指導者が各地に潜む支持者にテロを呼びかけ、活動が活発化する恐れがある。

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