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八村23得点、攻撃に幅 NBAで本拠地初戦

2019/10/31 22:16
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【ワシントン=鱸正人】米プロバスケットボールNBAウィザーズの八村塁(21)が30日(日本時間31日午前)、ワシントンでの本拠地開幕戦となるロケッツ戦に4試合続けて先発し、自己最多の23得点を挙げた。チームは158-159で敗戦。初めて3点シュートを決めて得点パターンを広げた一方、スター選手のすごみを目の当たりにした試合でもあった。

ロケッツ戦、ドリブルで攻め込むウィザーズの八村(右)=共同

ロケッツ戦、ドリブルで攻め込むウィザーズの八村(右)=共同

残り時間1分を切り、1点を追うタイムアウト中。大型ビジョンに大リーグワールドシリーズでナショナルズ逆転との一報が流れた。同じ地元チームを応援するファンはここで総立ちに。

ロケッツに逃げ切られはしたが、2人の得点王経験者を擁する強豪を追い詰めたルーキー・八村の姿も、地元ファンにきっちり刻まれたことだろう。

第1クオーターはこれまでと同様、ゴール下での安定感やジャンプシュートで次々と得点。真価を見せたのは第2クオーター。ノーマークでボールを受け、斜め45度から迷わず3点シュートを狙った。過去3戦で8本連続失敗の鬼門だったが「いつも通り打った」。力みのないフォームでネットを揺らし、第3クオーターでも2連続で成功。「攻撃は気持ちよくできた」と適応力を見せた。

ただし、両チームが150点超えというまれに見る点の取り合いで際立つ存在感を放ったのは、相手エースのハーデンだ。この昨季得点王は独特のステップからレイアップや3点シュートをずばずばと決める。マークにあたった八村も簡単に抜かれ、ファウルを取られた。

この日59得点で決勝点も挙げたハーデンは、猛者ぞろいのNBAでも頂点に立つ一人。試合後の八村は「ちょっと止め方が分からない」と漏らし、思わず笑みを浮かべていた。惜敗の悔しさにとどまらぬ、超一流のプレーを肌で感じられた喜び。「高いレベルでバスケを楽しむ」がモットーの21歳にとって、鮮明な記憶として残るホーム開幕戦だったに違いない。

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