いじめ加害教諭の給与停止 神戸、改正条例で休職

2019/10/31 20:54
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神戸市立東須磨小で教諭4人が同僚をいじめていた問題で、市教育委員会は31日、有給休暇扱いだった加害教諭4人について、起訴の恐れがある職員を休職させるために改正した条例に基づいて分限休職とした。給与は差し止めとなる。

市教委によると、処分に先立って同日開かれた弁護士らによる分限懲戒審査会は、4人の行為は程度に差があるとして「4人とも起訴の蓋然性が高いとはいえない」と判断。「休職は不相当」と結論付けたが、市教委は従わなかった。

市教委は記者会見し「警察の捜査が進んでいるので起訴される恐れがあると判断した。全国の教育行政にマイナスの影響を与えたことも重視した」と説明。審査会の結論に拘束力はない。

市教委によると、加害者は30代男性3人と40代女性1人。休職の理由は、男性教諭(25)に激辛カレーを無理やり食べさせたり、暴力や暴言を繰り返したりしたため。4人はそれぞれ処分の辞令を市教委から受け取り「関係者に迷惑を掛けた」と謝罪する人もいた。

これまで市教委は4人を事実上の謹慎とし、10月1日から有給休暇扱いにしていた。懲戒処分前に休職させる規定がなかったためで、市民から苦情が出たことから、市は条例に「重大な非違行為があり、起訴される恐れ」がある職員を休職させることができるとの文言を加えた。

また、市教委は、東須磨小で中止となっていた給食でのカレー提供を11月から再開すると明らかにした。〔共同〕

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