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任天堂の古川社長「スイッチ、米では2台目需要も」

任天堂が31日発表した2019年4~9月期の連結決算は、主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売が伸び、営業利益が前年同期比53%増の942億円だった。9月に発売した新型機について、古川俊太郎社長は「すでにスイッチを持っている人も買っている」と2台目需要の広がりを強調した。決算会見での主なやりとりは以下の通り。

――新ゲーム機「ニンテンドースイッチライト」の手応えは。

決算発表する任天堂の古川俊太郎社長(31日午後、大阪取引所)

「順調に推移している。旧来のスイッチとあわせて4~9月で693万台。このうちライトが195万台だ。手に持ちやすいサイズ感や軽さを評価してもらっている。とりわけ米国が好調だ。これまで携帯ゲーム機は日本市場が強かった」

「すでにスイッチを持っている人が買うケースもあるし、新たにライトを1台目として買う人もいて多様なニーズに対応できている。(11月に発売する新ソフトの)『ポケットモンスター』は海外でも携帯機で遊ばれているので、国内外でライトの魅力を伝えたい。色はターコイズ(青)が一番売れている」

――中国でのスイッチ発売も控えています。

「発売詳細は現時点で話せることはない。すでにいくつかのソフトなどは申請している。認可を得たものもあるが、まだ全てではない。中国ではPCやモバイル(ゲーム)の市場が大きく、専用機で遊ぶ習慣がないためハードルは高い。任天堂らしいユニークな娯楽で、驚きがあって笑顔をとどけられるようなゲームをしっかり売っていきたい。それによって中国ビジネスを大きくしていきたい」

――米中摩擦の長期化の影響は。

「(12月に発動する)15%の追加関税の対象となり、影響は大きくなる。米国は最大市場とあって、需要動向次第では影響ないとは言い切れない。一部生産をベトナムでも開始した。すべてを代替できるわけではないが、それほど採算面に大きな差がない。業績への影響は12月までの年末商戦ではなさそうだ」

――スマートフォン向けゲーム「マリオカートツアー」が人気です。

「配信から1カ月たち、ダウンロード数やプレイ人数は当社の他のゲームアプリに比べて最高水準で推移している。(遠隔の相手と対戦できる)マルチプレイの実装も今後予定している」

(大阪経済部 川崎なつ美)

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