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牛肉輸入5カ月連続減 9月、豪州・米国産が落ち込み

2019/10/31 19:35
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牛肉輸入量が5カ月連続で前年比マイナスとなった。財務省が30日に発表した貿易統計によると、9月の牛肉輸入量は5万525トンと前年同月と比べて3.3%減少した。輸入の大半を占めるオーストラリアと米国の減少が響いた。

豪州や米国産の牛肉はスーパーでもよく見かける(都内のスーパー)

牛肉は豪州と米国の減少が目立つ。国別にみると、豪州が同8%減の2万4672トン。米国が16.1%減の1万7787トンだった。商社の担当者は「環太平洋経済連携協定(TPP)などの発効を受け、今年の初めに輸入を増やしたが、消費が追いついていない」と分析する。「今後もしばらく低水準で推移しそう」(商社)という見方もある。

米国はTPP不参加のため、関税率が参加国と比べて高い。豪州との間では以前から日豪EPAが発効していた。牛肉への関税も先行して下がっており、TPP発効による恩恵は少なかった。

米国と豪州はシェアも大きく下げた。9月単月の両国を合わせたシェアは18年が約92%だったのに対して19年は84%と8ポイントのマイナスとなった。

一方で豚肉は13.3%増の7万8196トン、鶏肉も33.2%増の5万3609トンとそれぞれプラスだった。

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