四国電の4~9月純利益、伊方3号機稼働で3倍

2019/10/31 20:00
保存
共有
印刷
その他

四国電力が31日発表した2019年4~9月期の連結決算は純利益が前年の同時期と比べて3倍の233億円だった。前年は稼働していなかった伊方原子力発電所3号機(愛媛県伊方町)が今上期はフル稼働し、収益力が回復した。ただ、伊方3号機が12月に定期検査入りするため、下期は逆に大幅な採算の悪化を見込んでいる。

売上高は4%増の3732億円。伊方3号機の稼働で供給面で余裕ができ、他社への電力の卸販売が2.8倍の44億キロワット時と増加したことが寄与した。

一方で、主力の小売販売は電力自由化による競争激化や夏場の気温が前年と比べて低かったことから5%減の110億キロワット時と苦戦した。記者会見した長井啓介社長は「事業環境は非常に厳しく、経営努力を重ねていく」と話した。

20年3月期の売上高は0.4%減の7340億円、純利益は横ばいの170億円を見込む。純利益は中間期で既に通期の予想を上回っているが、伊方3号機の定検による採算の悪化が見込まれることから、従来予想を据え置いた。

日経電子版が最長2月末まで無料!
初割は1/24締切!無料期間中の解約OK!

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]