工具でもサブスク、中小向け 日特、月2300円から

2019/10/31 19:30
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日本特殊陶業は12月から切削工具を工作機械に固定する部品「ツールホルダ」のサブスクリプション(定額制)サービスを始める。最大1000種類の製品から利用するホルダを選ぶ。プランによるが年数本交換することができる。中小製造業向けに売り出し、利用額は月2300円(税別)から。

ツールホルダは15センチメートルほどの工具だ

サービス名は「SUISUI SWISS(すいすいスイス)」。専用のサイトを通して申し込む。製品を破損した場合も追加料金なしで交換に応じる。製品の発送、引き取りは宅配便を利用する。サービス開始にあたってはヤマト運輸と連携。工場から直送することで迅速に顧客に届ける。

エンジンや変速機関連など自動車部品を中心に少量多品種生産への需要が高まっている。部品ごとに生産に適した切削工具があるが、ホルダの価格は1台あたり数万円と安くない。中小企業が大量に購入するには限界があった。

不適切な工具を無理に利用するケースもあったといい「使うときにだけ持つというシェアリングの仕組みがつかえるのではないかと考えた」(担当者)。回収した製品は破損などを修復しリユース品として提供する。適切な製品を安価に提供することで中小企業の生産性向上を手助けする。同社製品のシェア拡大につなげたい考えだ。

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