「サンフレッチェコイン」11月4日から商業施設で実験
サッカーJ1のサンフレッチェ広島(広島市)は31日、商品券やファン向けのイベントなどに交換できる「サンフレッチェコイン」の実証実験を11月4日から広島市内の商業施設で始めると発表した。2024年春に市内中心部にサッカースタジアムが開業するのを見越し、試合前後に周辺の商業施設などを周遊してもらえる仕掛けづくりに生かす。
市中心部にある地下街の紙屋町シャレオや周辺の商業施設など計60店舗以上が参加する。専用のスマートフォンアプリをダウンロードし、店舗や自動販売機に設置されてるタグやQRコードを読み込み、飲食や買い物など特定の「ミッション」を達成するとコインが獲得できる。
実証実験はNECソリューションイノベータ(東京・江東)などと協力し12月15日まで実施。本格的にサービスとして成立するかを検証する。