パーソルキャリア、電話でコーチング 相手はAI選出

BP速報
2019/11/1 10:57
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コーチングのデモンストレーション風景。コーチ(左)と電話で対話をすることで、自分の課題を整理していく

コーチングのデモンストレーション風景。コーチ(左)と電話で対話をすることで、自分の課題を整理していく

日経クロステック

パーソルキャリア(東京・千代田)とエール(東京・品川)は10月31日、ビジネスパーソン向けコーチングサービス「クラウドキャリアコーチ」の提供を始めたと発表した。自身のキャリアについての課題や悩みをコーチとの対話によって整理し、目標達成や自己実現に向けた道筋を見いだせるようにする。

クラウドキャリアコーチでは、電話によるコーチングを個人向けに提供する。コーチングとは、コーチ役を務める人が相談者に対して質問を重ねながら発言を引き出し、相談者の気づきを促進したり考えを整理したりする手法のこと。コーチと話をすることで「キャリア戦略を考えるうえでの『壁打ち』ができる」(パーソルキャリアの清水宏昭iX統括編集長)。

相談者は、毎週1回30分のコーチングを合計4回受けられる。料金は4回セットで1万9800円(税別)。個人向けコーチングサービスとしては安価という。

コーチ役は、企業向けにコーチングなどのサービスを提供するエールが担う。同社には「クラウドサポーター」と呼ぶコーチ役の人材が400人ほど登録しており、クラウドサポーターの一部がクラウドキャリアコーチのコーチ役を務める。副業としてコーチ役に取り組む現役マネジャーや人事担当者など多様な経歴を持つ人材をそろえており、「幅広い業界で働く人のコーチングができる」(エールの櫻井将代表取締役)。

クラウドキャリアコーチではエールと野村総合研究所が共同開発した人工知能(AI)システムを用いて相談者と相性の良いコーチを2~4人選出。相談者はその中から希望のコーチを選び、コーチングを受ける。

転職支援事業を手掛けるパーソルキャリアだが、「働く人にとって転職を考えるのは一時期にすぎない」(パーソルキャリアの清水氏)。副業や起業なども含めたキャリア関連情報やコンサルティングなどを提供するプロフェッショナル人材向けサービス「iX(アイエックス)」を2019年に立ち上げており、クラウドキャリアコーチはその一環。現職での働き方や目標達成など、転職にとどまらないキャリア形成支援を展開していくという。

(日経 xTECH 八木玲子)

[日経 xTECH 2019年10月31日掲載]

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