4人の運命 中国社会映す 映画「象は静かに座っている」

アートレビュー
2019/11/1 14:00
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日本経済新聞 電子版
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混濁した社会の現実を清冽(せいれつ)な映像で描き上げ、4時間近い長尺にもかかわらず張り詰めた空気がみなぎる傑作だ。中国の地方都市を舞台に、事情を抱えた4人の男女の交錯する運命を、1日の出来事としてリアルに描き出す。中国のフー・ボー監督のデビュー作であり、また遺作となった。

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