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チリ、APEC首脳会議を断念 米は11月に対中合意めざす

(更新)
チリの首都サンティアゴでは連日、抗議デモが続いている=ロイター

【サンパウロ=外山尚之】南米チリのピニェラ大統領は30日、11月16~17日に首都サンティアゴで開催を予定していたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を中止すると表明した。公共交通機関の運賃引き上げに端を発した大規模な抗議デモが続き、安全確保が困難と判断した。主催国によるAPEC首脳会議の開催断念は初めて。

米中両国はAPECに合わせてトランプ大統領と習近平(シー・ジンピン)国家主席の会談を調整していた。妥結を目指していた米中貿易交渉の部分合意にも影響を与える可能性がある。

米ホワイトハウスはAPEC首脳会議中止にかかわらず「中国との歴史的な第1段階の貿易合意について、私たちは同じタイミングでの最終合意を楽しみにしている」との声明を発表した。

日本からは安倍晋三首相が出席を予定していた。米は11月4日にタイで開く東アジア首脳会議も閣僚派遣を見送る方針で、対アジア外交は停滞を余儀なくされそうだ。

ピニェラ氏は「チリは深い痛みの中にあり、APECと(12月の)COP25(第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議)の首脳会議を開催しないと決めた」と語った。 一方、国連はCOP25の代わりの開催地の検討に入った。ピニェラ氏は30日、国連のグテレス事務総長と電話し、COP25の開催地となることを断念する方針を伝えたという。

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