日立副社長「規模ないと利益出せない」、ホンダ系部品と再編

2019/10/30 19:50
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日立製作所ホンダは30日、傘下の自動車部品メーカー4社の経営統合で合意したことに関して記者会見を開いた。日立の小島啓二副社長は統合の理由について「規模を拡大しないと利益を出せない」と述べた。会見にはホンダの貝原典也常務執行役員や部品会社4社の社長も同席した。主な一問一答は次の通り。

――統合の狙いを教えてください。

小島氏「自動車の電動化や自動運転の進展で、まさに100年に1度という大変革の時代を迎えている。グローバルで競争力のあるソリューションを開発するため、経営統合を決めた」

「例えばソフトウエアの開発コストを回収しようと思うと、相当な量が必要だ。事業規模を拡大しないと、利益を出せない」

――日立の成長戦略では自動車事業をどう位置づけていますか。

小島氏「スマートシティー(次世代都市)では移動が重要なカギを握る。車は色々なデータを生み出すので、(あらゆるモノがネットにつながる)IoTやデータ解析などの注力分野に非常にフィットする」

――ホンダの部品調達に影響しますか。

貝原氏「今回の統合で取引関係が大きく変わるわけではない。新会社が(製品などを)磨いていけば、ホンダ以外への販売拡大につながり、自動的にホンダへの販売比率は下がっていくだろう」

――新会社はどのような分野に注力しますか。

日立オートモティブシステムズのブリス・コッホ社長「統合後はシャシーやサスペンションが世界シェア1~2位になる。(モーターやインバーターなどの)電動パワートレインで世界首位を目指す」

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