徳島市の新ホール、隈研吾氏の事務所が優先交渉権者に

2019/10/30 18:46
保存
共有
印刷
その他

徳島市は30日、市内に計画している新ホールの建設に向け、著名建築家、隈研吾氏の設計事務所などで構成する企業グループを優先交渉権者に選んだと発表した。実現すれば、徳島県内初の隈氏デザインによる建築物となる。遠藤彰良市長は「市民の芸術文化の創造拠点として誇れる施設になる」とコメントした。

徳島市の新ホールは隈研吾建築都市設計事務所がデザインを担当する(完成予想図)

隈氏は2020年の東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場や根津美術館(東京・港)など多くの現代建築の設計デザインで知られる。四国では高知県梼原町の「雲の上のホテル」を手掛けた。

徳島市が7月から実施していた公募型プロポーザル方式による募集には5つの企業グループが参加。その中から大成建設を代表企業に隈研吾建築都市設計事務所などで構成するグループが地域経済への配慮、大ホールエリアの施設計画といった点で選定委員から高い評価を得て選ばれた。

提案金額は93億2800万円と5つの企業グループの中では2番目に高かったが、23年6月末の引き渡しといった市長が掲げた「一日も早い開館」に沿った提案だった点も考慮されたもよう。新ホールは地上4階、地下2階で延べ床面積9420平方メートル、最大客席数1504席(車いす席含む)となる計画だ。

新ホールの建設は遠藤市長が重要施策と位置付け選挙公約に掲げたが、建設費の高騰や建設予定地が何度も変更されてきた経緯がある。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]