東京・宮崎も合憲判断 7月参院選、1票の格差で高裁

2019/10/30 18:38
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「1票の格差」が最大3.00倍だった7月の参院選は投票価値の平等に反し憲法違反だとして、弁護士グループが選挙無効を求めた訴訟で、東京高裁と福岡高裁宮崎支部は30日、いずれも「合憲」と判断し、請求を棄却した。

参院選1票の格差訴訟の判決で、東京高裁に入る原告側弁護団(30日午後)=共同

最大格差が3.08倍だった2016年参院選後に定数6増の改正公職選挙法が成立し、今回はわずかに格差が縮小した。東京高裁の八木一洋裁判長は判決で「再び大きな格差を生じさせないようにする配慮が継続されている」と評価し「違憲の問題が生じる程度の著しい不平等状態ではない」と結論づけた。

宮崎支部の高橋文清裁判長も「国会の裁量権の行使として不合理とは言えない」と指摘し、合憲と判断した。

参院選を巡り2つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に同様の訴訟を起こした。これまでに7件の判決があり、高松高裁と札幌高裁が「違憲状態」との判断を示し、5件は合憲とした。各地の判決は年内にも出そろい、その後、最高裁が統一判断を示す。

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